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年会費の元を取る計算方法|損益分岐点の出し方と“使わない特典は0円”ルール


年会費カード(特にゴールド・プラチナ以上)は、特典が豪華な反面、評価を間違えると“固定費の沼”になります。
BLACK CARD LAB では、感覚ではなく 損益分岐点(ブレークイーブン) で判断するのが基本です。

目次

この記事でわかること

  • 年会費を回収できるかの「計算の型」
  • 特典の金額換算で失敗しないルール
  • 迷いが消える“損益分岐点”の出し方

大原則:使わない特典は0円

年会費の検証で一番大切なルールはこれです。

使わない特典は、価値0円として扱う

「いつか使うかも」で計算すると、だいたい回収できません。
逆に、使う特典だけで回収できるなら“勝ち”です。


ステップで分かる:年会費の元を取る計算(テンプレ)

ステップ1:年会費(実際の支払額)を置く

税込・家族カード・追加会員なども含め、合計で考えます。
(家族カードが有料の場合は見落としがち)

ステップ2:年会費の回収に使う「価値」を3群に分ける

年会費カードの価値は、だいたい次の3群です。

  1. ポイント差分(還元)
  • 無料カードと比べて“増えた分”だけを評価
  1. 保険(リスクヘッジ)
  • 旅行保険、ショッピング保険など
  1. 体験系(優待・ラウンジ・ホテル)
  • 空港ラウンジ、ホテル特典、レストラン優待、コンシェルジュ等

ステップ3:金額換算(値付け)する

値付けのコツは「市場価格」ではなく、あなたが本当に払う金額

例)

  • ラウンジ:あなたが実費で払うなら○円、払わないなら0円
  • ホテル朝食:普段から朝食を付けるなら○円、付けないなら0円
  • コンシェルジュ:自分で予約できるなら価値は低め(0円でもOK)

ステップ4:合計して損益分岐点を出す

年会費 ≤(ポイント差分+保険価値+体験価値)

この不等号が成り立つなら、理屈の上では元が取れます。


具体例:年会費3万円のカードを検証してみる(例)

※ここでは“架空の例”で計算の型だけ示します。

  • 年会費:30,000円
  • 年間利用額:200万円
  • 無料カードとの差分還元:+0.3%

① ポイント差分(還元)

200万円 × 0.3% = 6,000円

② 保険価値(保守的に)

旅行が年1回で、民間保険に入るほどではない → 0〜数千円で評価
ここでは 2,000円 と仮置き。

③ 体験価値(使う分だけ)

  • 空港ラウンジ:年2回使う、実費なら1回1,000円払う想定 → 2,000円
  • ホテル特典:使わない → 0円

合計:6,000+2,000+2,000=10,000円
→ 年会費30,000円には届かないので この例では“持つ理由が弱い” となります。


“元が取れる人”の典型パターン

年会費カードが強くなるのは、次のどれかが当てはまる人です。

  • 年間利用額が大きく、ポイント差分だけで回収できる
  • 旅行頻度が高く、ラウンジ・保険を確実に使う
  • ホテル特典やダイニング優待を“予定として”使う
  • 家族カード込みで生活導線が一本化でき、管理がラクになる

逆に、特典を使う予定がないなら、無料カードの方が合理的です。


迷ったら:年会費カードの導入は「順番」が重要

いきなり高額年会費のカードを持つより、次の順番が安全です。

  1. 年会費無料カードで決済を集約(家計の土台)
  2. 自分の目的(旅行/ポイント/優待)を明確化
  3. 年会費カードは“使う特典が決まってから”導入

プラチナ特典の使い倒しは、こちらで具体化できます。


まとめ

  • 使わない特典は0円で評価する(最重要)
  • 価値は「ポイント差分/保険/体験」に分けて金額換算
  • 合計が年会費を超えるかで判断する

次は、プラチナ・ブラック帯の“特典の使い方”を具体的に見ていきます。

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