ETCカードは、年会費だけでなく発行手数料、親カードの維持費、未利用時の手数料まで合わせて比較しよう。高速道路を使う頻度と、普段使うクレジットカードの条件から選ぶと、不要な固定費を避けやすい。
迷ったらこの2枚(3秒で決める)
| 目的 | まず見る1枚 | 理由 |
|---|---|---|
| とにかく固定費ゼロ | エポスカード | ETC年会費が無料。条件なし。サブETCにも向く |
| ETCと普段使いをまとめたい | セゾンカードインターナショナル | 本体・ETCとも年会費無料。ただし本体とETCに別々の未利用時手数料あり |
まず候補を絞りたい人は、上の2枚から利用条件を確認しよう。普段の買物で親カードを使っていても、ETC側の未利用時手数料を避けられるとは限らない。
EPOSカードを申し込む 固定費ゼロ寄り(サブETCにも)
セゾンカードインターナショナルを申し込む ETC年会費無料。未利用時の手数料条件は下記で確認
もっと比較したい人はこの下へ👇 5枚の条件と落とし穴をぜんぶ並べてある。
※エポス:ETC年会費無料。条件なし。 ※セゾンインターナショナル:ETC年会費・発行手数料は無料。本体とETCにそれぞれ未利用時の手数料があり、買物で本体を使っていても、ETC側は有料道路での利用が別に判定される。
まず押さえる:ETC年会費無料の3タイプ
- タイプA:ずっと無料(完全無料) 年会費も条件もなし。サブETC向き。
- タイプB:条件付きで無料 「前年に1回使えば無料」みたいなタイプ。年1回でも使うなら実質無料。
- タイプC:本体やETCに未利用時の手数料がある 年会費が無料でも、利用状況によって別途手数料がかかる。セゾンは本体とETCの判定が別なので、買物で使うだけではETC側の条件を満たせない。
比較(ざっくり早見)
| カード | 本体年会費 | ETC年会費 | 注意点(ここだけ見ればOK) |
|---|---|---|---|
| エポスカード | 無料 | 無料 | サブETC向き。まず迷ったらここ |
| セゾンカードインターナショナル | 無料 | 無料 | 本体とETCに別々の利用判定あり。ETCは判定期間内に有料道路で使わないと別途手数料 |
| リクルートカード(JCB) | 無料 | 初年度無料・2年目以降条件付き | 前年にETC請求1回以上、または対象ショッピング50万円以上で無料。条件未達時550円(税込) |
| 三井住友カード(NL) | 無料 | 条件付き無料 | 前年ETC利用なしだと年会費が発生 |
| JCB CARD W | 無料(39歳まで入会) | 初年度無料・2年目以降条件付き | 条件未達時550円(税込)。2026年11月から有効期限月に応じ順次請求。利用集計はそれ以前から |
申込リンク(迷ったらこの2枚)
ETCだけでなく、親カード自体の選び方も見直したいなら「年会費無料クレジットカードの落とし穴|”本当に無料”で使える3枚の選び方」も参考にしてほしい。ETCの条件は親カード次第で変わる。
初回コストが”明確に出る”パターンだけ注意(ここ大事)
| 何が起きる? | 該当しやすいカード |
|---|---|
| ETC発行手数料がかかる | 三井住友カード(NL) |
| 国際ブランドでETC発行手数料が変わる | リクルートカード:Visa/Mastercardは1,100円(税込)、JCBは無料。2年目以降のETC年会費は別に比較する |
ETCカード5枚の特徴と向く使い方
1.エポスカード|ETCの固定費を抑えたい人に
決め手:ETCを”サブ用”に作ってもムダ金が出にくい。
- こんな人向き:高速をたまに使う/サブETCを作りたい/固定費が嫌い
- 向いてない人:特定店舗の高還元をガッツリ取りたい人(そこは別カードが強い)
申込み・利用条件を確認する
選び方の目安
- 「ETC年会費がずっと無料がいい」→ エポスでOK
- 「普段使いの安心感も欲しい」→ 次のセゾンインターナショナルへ
注意点
- ETCは”本カードありき”なので、まず親カードを作ってから追加発行。
親カード選びで迷ったらセゾンカードデジタルとエポスカードの比較
2.セゾンカードインターナショナル|本体とETCの利用条件を確認
決め手:本体もETCも年会費が無料。永久不滅ポイントで失効の心配もない。ただし、本体・ETCそれぞれに未利用時の手数料がある。
- こんな人向き:判定期間内に有料道路でETCを使う/普段使いもまとめたい
- 向いてない人:買物では使うが、ETCは使わない年がある(本体を使っていてもETC側の手数料条件は別)
申込み・利用条件を確認する
選び方の目安
- 「判定期間内に有料道路でETCを使う」→ ETC側の手数料を避ける条件を満たせる。ETCXは対象外。
- 「放置しそう」→ エポスに逃げるのが安全
注意点
- 本体側:入会月から翌年同月までに対象となるカード利用がないと、カードサービス手数料が発生する。ETC側の手数料とは別の制度だ。
- ETC側:クレジットカード入会月の1日から翌年入会月の前月末日までに、有料道路で一度もETCカードを使わないと別途手数料がかかる。ETCXは対象外。判定期間中にセゾンへ売上情報が届いた利用が対象になる。ETC側の対象条件を確認する。
ETC側は2026年9月1日から利用判定が始まり、引落しは2027年11月から入会月に応じて順次開始する。公式FAQで確認できる。本体側の手数料の判定ルールの詳細はこちら。
3.リクルートカード|国際ブランドごとのETC条件を比較
決め手:親カードの年会費は無料だが、ETCの費用は国際ブランドで異なる。JCBは発行手数料無料・初年度無料で、2年目以降は利用条件付き。Visa/Mastercardは発行手数料1,100円(税込)がかかり、ETC年会費は無料だ。
- こんな人向き:普段使いとETCをまとめたい/国際ブランドごとの発行費用と年会費条件を比較できる
- コツ:JCBの無料条件を毎年満たせるかと、Visa/Mastercardの初回1,100円(税込)を比べる
申込み・利用条件を確認する
選び方の目安
- 「発行時の費用を抑え、毎年の無料条件も満たせる」→ JCBを検討する
- 「ETCを使わない年があり、年会費の利用条件を避けたい」→ Visa/Mastercardの発行手数料1,100円(税込)と比較する
注意点
- JCBのETC年会費は初年度無料。2年目以降は、前年にETCの請求が1回以上あるか、対象ショッピングの請求が50万円以上あれば無料となり、条件未達時は550円(税込)がかかる。Visa/Mastercardは新規発行手数料1,100円(税込)、ETC年会費無料。
リクルートカードのETC料金とJCBの年会費見直し・集計期間を確認し、初回の発行費用と翌年度以降の維持費を分けて比較しよう。
4.三井住友カード(NL)|ETCを使う頻度から判断
決め手:普段のコンビニ/飲食の還元が強い。ETCは”年1回以上”使う前提で。
- こんな人向き:普段の還元も欲しい/ETCもついでに使う(年1回以上)
- 向いてない人:ETCを作るけど使うか分からない人(条件未達で年会費が出る)
申込み・利用条件を確認する
選び方の目安
- 「年1回でもETC使う」→ 実質無料運用しやすい
- 「使わない年がありそう」→ 未利用時の費用を比較する。セゾンもETC未利用時に別途手数料あり。
注意点
- ETCは前年利用がないと年会費が発生するパターンがある。
- ETC発行手数料がかかる。
5.JCB CARD W|入会条件とETC制度変更を確認
決め手:年会費無料で高還元寄り。ETCは”制度変更込みで”運用設計できる。
- こんな人向き:JCBでまとめたい/ポイントも欲しい/制度変更も理解して使える
- 向いてない人:ETCの条件とか見るのダルい人(エポスが楽)
申込み・利用条件を確認する
選び方の目安
- 「制度変更とか無理」→ エポス
- 「前年の集計期間にETC支払い1回以上、または対象ショッピング50万円以上」→ 2年目以降のETC年会費が無料になる条件を確認する
注意点
ETC年会費は初年度無料。2年目以降の無料条件を満たさない場合は、2026年11月からETCカードの有効期限月に応じて順次550円(税込)が請求される。判定対象は、それ以前の集計期間内のETC支払い回数や対象ショッピング金額。11月になってから使えば必ず間に合う、という制度ではない。
無料条件は、前年の集計期間にETCの支払いが1回以上、または対象ショッピングの利用合計が50万円(税込)以上あること。無料区間やETCマイレージの無料通行分だけの走行は、ETC支払い回数に含まれない。各種年会費や電子マネーチャージなど、一部の支出はショッピング金額の集計対象外となる。
自分のETCカードの有効期限月に対応するJCBの集計期間・初回振替日を確認しよう。
よくある質問
Q. ETCカードだけ作れる?
基本は「親カードに追加」で発行するタイプがほとんど。親カード1枚につきETC1枚まで、みたいな制約もある。
Q. “条件付き無料”って実際どう?
「年1回でもETCを使えば無料」みたいなルールなら、年1回高速に乗る人は実質無料になりやすい。 逆に、使わない年があるなら”完全無料型”に寄せた方が気がラク。
まとめ
- 固定費ゼロで迷いを消すなら → EPOSカード
- 判定期間内にETCを使い、普段使いもまとめるなら → セゾンカードインターナショナル
- それ以外は「条件を満たせるか」で選ぶのが正解

コメント